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アメリカ同時多発テロの衝撃

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロは、私に相当な衝撃を与えました。
その日は仕事が忙しく深夜まで残業をしていたのですが、突如携帯電話の緊急ニュースが入り、いったい何事かと思い会社のテレビをつけると、あの有名な世界貿易センタービルが炎上している映像が流されていました。
最初は、何が起こったのか全然理解できませんでしたが、徐々にその内容が明らかになってきた時、2機目の飛行機がもう一方のビルに衝突した瞬間をとらえた映像を見たときは、震えが止まらないほどの衝撃でした。
宗教間・民族間の対立や資源をめぐっての戦争がこれまでも世界中の至る所で起きてきましたが、まさか民間航空機を利用したテロが、アメリカ本土で実行されるなんてことは想像すら出来ないことだったので、慌てて自宅に帰宅し、その日は朝までずっとテレビを見ていました。
このテロでは日本人も含めて数千人の方が犠牲となりましたが、綿密な計画に基づいて自爆テロを実行した犯人は、アメリカではそんなに目立つ存在ではなかったそうですので、そのような人間がいくらアメリカという国家が憎いとしても、何の罪もない多くの民間人まで巻き込んで殺戮行為を行ったことは、宗教というものの恐ろしい面を改めて実感すると同時に、私の国防に関する意識を変えるエポックにもなりました。
というのも、私は専守防衛を基本とする日本国憲法のスタンスを是としていましたので、諸外国から何と言われようと海外まで出向いて治安維持活動などに協力する必要はない、日本は停戦が行われた後や戦争が終結した後の復興支援や経済支援などに民間も含めて全力で協力すればよいと考えていましたが、この同時多発テロをきっかけに、世界中で協力しなければ、またこのような惨劇が起こると思ったのです。
実際、残念ながらその後もISの台頭といった状況や悲惨なテロも世界各地で起こっています。
本当に戦後続けてきた平和主義のままでよいのか、それとも日本国憲法を尊重しつつも、可能な範囲で戦争やテロを未然に防ぐ活動などに参加するのか。もちろん、どちらが正しいと言うつもりはありませんが、日本人一人一人がしっかりと自分の考えを持たなければならない時期になっていることは確かだと言えます。
アメリカ同時多発テロは、世界中に衝撃を与えたばかりではなく、日本人にも平和とはいったい何なのかを考えさせるきっかけになったと思っています。